豊中市のエアコン修理

先に,賢明な選択と書いたが,我々はこの選択した道を賢い仕様で進まなければならない。これからの世界の行動が,発展途上国の立場も理解した上で,政略的に走ることなく,一途に地球的環境に的を絞って進められるよう心から祈るとともに,優秀な代替フロンが開発され,やがて来たるべき次世代フロンの時代がスムーズに拓かれるよう期待するものである。参考文献1)フロン問題における企業の意志決定について(仮題),デュポンジャバン資料第2章 フロンとは1 近代的冷媒の誕生1928年,米国ジェネラルモーター社の研究技術者トーマス・ミジェリーは,燃焼性や毒性のない家庭用冷蔵庫の安全な冷媒を開発するよう依頼された。当時,冷媒にはアンモニアや二酸化硫黄が使用されていたが,それらは毒性が強くまた腐蝕性の激しいものであった。「周期表から生産へ」という彼の有名な論文にあるように, ミジェリーは周期表を外殻電子の空位数で整理し直すなどの検討をして(図2.1参照),傾向的に,揮発性で安定な化合物を作る水素,炭素,窒素,酸素,フッ素,硫黄,塩素および臭素の8元素を浮かび上がらせた。ついで同じ整理表上の燃焼性,毒性についての傾向から,陰性度の強いフッ素に特に関心を持って,クロロフロロメタン類を目標とするようになり,少量のCHC12F(ジクロロフロロメタン)の合成に成功した。1930年,米国化学会で胸に吸いこんだCC12F2(ジクロロジフロロメタン,CFC-12)でローソクの火を吹き消すという劇的な紹介が行われたという。

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